渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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展覧会「加地邸をひらく2015春-暮らしの記憶」

このように公開される建物を、屏風などの室礼と共に拝見できることは、往時の生活に一歩踏み込んだ理解を深めるのに大変重要だと思う。
もう一度行ってみよう。

展覧会「加地邸をひらく2015春-暮らしの記憶」(4/25~5/17の土日・祝日13:00~16:00)


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by sadwat | 2015-04-28 10:03 | 建築散歩 | Comments(0)

春の大和路

「春の大和路」

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東大寺付近

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氷室神社

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早朝の春日大社参道
参道に差し込む朝日の美しさを求めて早朝の散歩


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春日大社


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春日大社本殿
ここまで本殿に近づけることはめったにありません
いま神様はお留守です



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若宮神社



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春日大社
着到殿(平安時代)
春日大社は芋を洗うような混雑でもこの建物に見入っているのは私一人、
この建物の単純明解な構造美が胸を打つ




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美しい船肘木

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桜には新緑の柳がよく似合う




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奈良に来たら一番最初に訪れる(十輪院)国宝
住宅的スケールのとても小さなお寺
何度訪れても新しい空間構成の美しさを発見する。
軒のそりもほとんど無く、直線で構成された日本的プロポーションが好ましい


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東大寺
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フィリピンの人達は常に明るい


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東大寺二月堂の構造美
二月の御水取りに必死で駆けつけて間に合わず、
寒い夜をここで震えながら夜明けを待った若かった日を思い出す。



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東大寺御手洗の井戸
まるで石の彫刻・・美しい



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いつ見ても校倉のディテールは美しい


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これは昔あこがれた榊莫山の字ではないか?



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荒い土をあらわにした土塀が大和路にはよく似合う


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興福寺南円堂
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奈良国立博物館仏教美術資料研究センター

明治35年(1902)竣工
設計  関野 貞




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新薬師寺
スッキリ
シンプル
質実剛健な構造美



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浄瑠璃寺
美しい本堂と
吉祥天に会いに


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明治42年(1909)竣工
設計は東京駅と同じ辰野金吾
客室の天井高も4m位ある

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なんとも雰囲気のあるBar

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辰野金吾先生
天井が高すぎて落ち着いて眠れませんでした。
でもこの建物にはこの天井高さが欠かせないことよくわかりました。






by sadwat | 2015-04-04 19:18 | 建築散歩 | Comments(0)

「家がおしえてくれること」台湾版

小川奈緒さんの「家がおしえてくれること」台湾版が、韓国語版に引き続き出版されるそうです。
韓国、台湾の人たちにも私の仕事を紹介できるなんて、とても嬉しいプレゼント。
漢字を辿って意味を勝手に解釈しています、面白い。
韓国版も台湾版もレタリングの美しさに感動しています。

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by sadwat | 2015-01-19 12:03 | 事務所のしごと | Comments(0)

自由学園・明日館


葉山加地邸に続いて遠藤新・フランクロイドライトの自由学園明日館を訪ねる
ふたつの建物を続けてみる事で、その素晴らしさを深く体験すると同時に、そのデザインの特殊性も確信する。
ライトスタイルは外観・内観・家具の組み合わせのどれが欠けても成立しない、特殊な建築なのだ。

食堂でおいしい食事をいただく事が出来るので応募したら見事当選

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by sadwat | 2014-10-13 19:29 | 建築散歩 | Comments(0)

「加地邸をひらく-継承をめざして」 葉山 加地邸 昭和3年竣工 設計 遠藤新

葉山にある遠藤新の設計による加地邸が今日から一般公開されている。
詳細はこちら

葉山らしい、なだらかな山を背負った傾斜地に立つ、ほとんどライトそのものではないかとおもわれるほど、ライトのイメージを裏切らない建物だった。
部屋は少しずつ段差を付けて視線を縦にも振れるように配置されている。
この独特の立体的なプラニングが織りなす個性的な空間構成は、全くはじめて体験するものだ。
この建物は10月11月の土日祭日しか見学できないが、決して見逃すことの出来ないものだと思う。

遠藤新は日比谷にあったフランクロイドライト設計の帝国ホテルの設計に関わり、以後もライトスタイルを継承する日本人建築家として大正末期、昭和初期に活躍した方です。
他には、「自由学園明日館」「自由学園目白講堂」東京目白、「山邑邸」兵庫県芦屋などの作品があり、いずれも見学できます。

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by sadwat | 2014-10-04 20:56 | 建築散歩 | Comments(0)

江戸東京建物園 東ゾーン 明治から昭和の町並み復元

江戸東京建物園 東ゾーン 「明治から昭和の東京下町の町並み復元」

ここへ来ると、いつも
を見て新たな発見をしては時間切れで帰っていた。
今回は同行したお客様の希望もあって、
はじめて東ゾーン「明治から昭和の東京下町の町並み復元」を訪れた。
その建物群の昭和の懐かしさが見事に復元されていることに驚きと、親しみを感じ大変感激した。
よくぞ立派に生きのこっていてくれたと、思い切り抱きしめてあげたいくらい嬉しかったのだ。
これを造った人たちの心意気と、実現するだけの技が同時に消え去った感じがしてとても寂しい思いがした。
ここへ来て素晴らしいと感激して帰る人はたくさんいるだろうけれども、
この建物の持つ魅力を自分の生活、自分の住まいと結びつけて考える人は少ない。
法規や予算でがんじがらめになり、これと同じ建物は出来なくても、
これらの建物が持っている芯にある魅力を持ち帰って、
実際の生活と結びつけて欲しいものだ。
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by sadwat | 2014-09-14 17:21 | 建築散歩 | Comments(0)

愛媛県新居浜 星越 山田社宅 (昭和初期の住宅群)


遠く愛媛県新居浜から私を捜してくださったご家族をお訪ねした。
別子銅山関連の産業遺産ともいえる住友山田社宅群を是非私に見せたいのだと案内してくださった。
自分たちは、どのような建物を心地よく感じているのか、手っ取り早くこの建物群から読み取って欲しいということだろう。
非常に分かりやすく、イメージを共有することができた。

この社宅群は昭和4年から10年にわたって住友幹部用に建設されたもので約100坪程度の敷地にゆったりと建てられている。
そのほとんどが平屋建で、多様な屋根形式で変化がつけられている。
当初約250戸建てられたが、すでに半数以上は壊され、新しく開発がすすめられ、順次壊されていくようである。
昭和初期の住宅群がこの規模で建築当初のかたちをほぼ残したまま現存しているのは大変めずらしい、他にこの様な例はないだろう。
最近ずっとヒットを続けているNHKの朝ドラの時代感が残されているのだ。
この建物群についてはarchitectural map の記事が詳しいのでこちらを参照してください。


建物はとても質素であり、簡潔なデザインで不要な装飾などほとんどない。
人の手の跡を感じる素材とのバランスは昨今の新建材の寄せ集めでは表現できない味わい深さがある。
丁寧に作られた昭和初期の質の高い普通の住まいを肌で感じる事ができた。

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新しく区画された土地には、新建材と便利な機能満載の建物が寒々しく建ち並んでいて表情がない。
どこの新興住宅地でも見られる例のスタイルだ。
出来上がった時からできるだけ手を入れない事を考えた建物と、手を入れて維持され90年経って尚、日本の健全な住まいの宜しさを訴えかけてくる建物が放つ魅力の差は歴然としている。
これらの建物は、人間の持つ曖昧な感覚と心地よく馴染んで好ましいのだ。
何故この土地の遺産とも言える山田社宅が90年の歳月をかけて残したものを活かせないのか、設計者の脳裏をかすめた様子もない。
もちろん防火、耐震という事にたいして、この時代の住まいはどれも脆弱だ。
しかしそれでも尚、これらの住宅がその芯に持っているものまで一緒に葬り去る事はない。
まさかだれもその事に気付いていないのではあるまい。
私はふと立寄った旅人みたいなもので、わからないだけで、どこかにきちんと考えている人がいて、何か素晴らしい計画があるのかもしれないが、この町の歴史と個性を表現する手段として、もっと活用してもよくはないかと思う。

町のランドマークにするのだろうか、下部鉄道(昭和52年廃線)の旧星越駅舎は美しく復元されていた。この延長線上に新しいこの町はつくられていくのだろうか。





by sadwat | 2014-08-26 16:49 | 建築散歩 | Comments(0)

「夫婦善哉の床屋」

初回以来楽しみにしている「夫婦善哉」の1シーン、床屋の風景(テレビをカメラで撮りました)

床屋の入り口を入ると木製格子の衝立があり、窓際には待合の丸い背もたれのクッションのある腰掛。
奥には畳敷きの小あがりがあり、硝子の戸がたっている。
その部屋と仕切りの壁に和室によくある下地窓が見えており、手前にはクラシックな感じの床屋の椅子。
こんな床屋に私は行きたい。

誰かこういう床屋を設計させてくれないかな。

床屋は単に髪の毛を切りに行くところではない。
長いつき合いの床屋の亭主とくだらないやりとりをしては雑念を忘れる事ができる数少ない場所なのだ。

先日も床屋でゴルフの話になり、他に客もいなかったので、散髪の途中にも関わらず私はエプロンのようなものをかけたまま、
床屋は櫛を手にしたまま、店の中でクラブを振り回して、お互いのスイングの欠点を見つけては喜んでいた。
そんな他愛もない時間を過ごせる場所は床屋に限らず少なくなってきているなと思う。

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by sadwat | 2013-09-03 18:25 | 建築散歩 | Comments(0)

横浜 「馬車道大津ビル」昭和11年

私が好ましいと思う建物は何故か戦前、特に昭和初期のものが多い。

それは工業製品としての建築物ではなく、設計者や施工者、
更にはその建物を建てる施主の見識の高さを感じ取れるからだと思う。
様式美というものがその根底にありながらも、新しさを表現できる建築家と施工者、
それを許容する施主の心意気、更に当時の気風というものが伝わってきて、胸を打つ。


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馬車道大津ビル(旧海上火災保険ビル)
  ◎設計:木下益治郎
  ◎施工:大林組
  ◎竣工:昭和11(1936)年
  ◎構造:鉄筋コンクリート造り4階建て
  ◎所在地:神奈川県横浜市中区南仲通り4-43
by sadwat | 2013-08-25 12:30 | 建築散歩 | Comments(0)

川崎のちいさなアパート



川崎駅の近くの小さなアパート(マンションと呼ぶには小さすぎる)
施主の望むクラシック(昭和初期)なイメージにどうこたえるか。
川崎駅周辺の開発の谷間にあってひっそりと建ち、
古くなってもそれが味わいとなっていく、愛着がもてる建物になって欲しい。

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by sadwat | 2013-05-17 11:54 | 事務所のしごと | Comments(2)