渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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鎌倉の茶室 茶室おこし絵図

鎌倉の茶室 茶室おこし絵図

優れた茶室をはじめとする数寄屋建築や城のイメージをわかりやすく後世に伝えるために、
日本には江戸時代初期からおこし絵図という模型製作手法がある。

折り畳めて、どこにでも気軽に持ち運べ、ときには壁を倒して座った時と同じ目線で室内を見渡せる。
CGや透視図よりもはるかに臨場感があり、誰もがその空間の特質を簡単に理解出来る。

鎌倉に計画中の三畳台目の御茶室をおこし絵図で作ってみた。
(台目切りと向う切りの2種類作ったが三畳台目の向う切りはほとんど茶室として作例がない)

ペラッとした紙の扱いにくさの中にも必要な情報はわかりやすく盛り込んであり、
日本人らしい合理性と少しだけ力の抜けた曖昧さをこの手法は表現していて、
見る人は皆なぜかその作り出す空間の楽しさに微笑んでしまう。



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by sadwat | 2009-11-27 18:51 | 事務所のしごと | Comments(6)

横浜三渓園  白雲邸

「横浜三渓園  白雲邸」

《開港150周年記念》古建築全棟一挙公開とのこと
日本文化を知り尽くした近代数寄者原三渓の素晴らしいやりたい放題を拝見

今回は原三渓と夫人が住まわれた白雲邸(大正9年築)を中心に拝見した

原三渓の書斎と夫人室は隣り合っているが
二つの部屋をつなぐ入り口に建具はなく、絶妙なデザインの桜の透かし彫りの杉板があるのみである
三渓の書斎と夫人室を隔てるともなくそれぞれの領分を意識させるやり方は
夫婦の領域を分ける手法としておおらかな解決方法だと思う、
しかも桜のモチーフがいかにも女性のかをりを感じさせ、柔らかくその役割を果たしている。
桜の欄間の下端の高さは150センチというところ、女は通すが男は頭を下げる、そのような寸法に思える?

三渓の書斎には大きなケヤキをL型に切り抜いた拭き漆の造り付けのどっしりとした机があり、
個性的でありながらこれ以外の選択肢が考えられないくらいこの空間と一体化している。
書院の膝元には桂離宮の新御殿、一の間の書院の様に風を通すための太鼓張りの襖が建て付けてある
いつかはやってみたいアイデアだ

天井は杉磨き丸太の格天井で、とても細工の難しい仕事。
天井高さは7尺あるかないかで、この高さも部屋の広さや繊細な造作と切り離して考えることは出来ない、
完璧なバランス。

わずか3畳の空間の洗練、伝わるだろうか

三渓園を訪れるたびに、日本文化と古建築に精通した原三渓の審美眼に舌を巻く




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by sadwat | 2009-08-25 19:53 | 建築散歩 | Comments(2)

横浜三渓園  聴秋閣


ー聴秋閣ー

遊び心満載のこの建物は江戸時代初頭に造られている

全く古さを感じさせない意匠の斬新さは、この建物を訪れる人々を今も魅了する。

この驚きが、現代の日本の住まいとどこかで繋がることが必要なのだと思う。

きれい、スゴイといって博物館の陳列の様に、今の自分の生活とかけ離れた世界であってはいけない。
お金をかけて同じものを造れというのではもちろんない。
この空間から読み取ったものを現代の生活とどう結びつけるかということが、建築家の使命なのではないか?

時代のふるいにかけられて生き延びてきた優れた古建築の役割をここに見ることができる。

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by sadwat | 2008-12-07 16:20 | 建築散歩 | Comments(6)

三渓園   「臨春閣」


ー臨春閣ー

この建物は古くさいですか

それとも

おしゃれですか


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障子に映り込む松の樹影

この影が造り出す室内の雰囲気は同じ建物にある狩野派の襖絵に勝るとも劣らないことだろう


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この部屋の元の姿の華やかさを想像するのは難しくない。

胡粉を 摺り込んだ砂摺り仕上げの白い天井

紫外線を浴びて白っぽく変質してはいるが、おそらくは高貴な溜色の漆塗りの床框

九条型の品の良い紋縁の畳

狩野派の、幽玄な水墨画の襖

極めつけは、実物の笛や、笙を組み込んだ斬新なデザインの欄間などなど、その独創性は
枚挙にいとまがない

伝統の延長線上にある独創とはこのようなものかと思う







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by sadwat | 2008-12-05 23:40 | 建築散歩 | Comments(0)

『現代の暮らしと数奇屋の意匠』横浜I邸

数寄屋の雰囲気を保ちながら椅子の生活をしたい。
洋風のライフスタイルにもかかわらず、日本の建築である事の軸を保つのはむづかしい。
だから和モダンなどと言う伝統も様式もなく、勝手に作り上げた創作和菓子のような,
あんことクリームが同居したすまいができてしまうのだ。




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by sadwat | 2008-09-16 00:55 | 事務所のしごと | Comments(6)

渡辺貞明建築設計事務所

〒211-0025 川崎市中原区木月1丁目4-15

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http://japanese-modern.jp/

sadwat@mac.com
TEL、FAX : 044-434-4777 
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・ 1952年東京都中央区生まれ
・ '72東京都立航空高専航空原動機工学科卒業後
  海外青年協力隊、任地フィリピン共和国マニラ市ラサール大学工学部講師などを経て
・ '82東京都立大学工学部建築学科編入学、同'84卒業
早川正夫建築設計事務所勤務
・ '97年渡辺貞明建築設計事務所設立 
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by sadwat | 2007-10-26 19:51 | □Home page・Profile | Comments(0)