渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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江戸東京建物園 常盤台写真場

常盤台写真場(昭和12年)

この建物が素敵と思えれば、とりあえず昭和建築オタクになれる素質あり

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by sadwat | 2012-08-10 14:18 | 建築散歩 | Comments(0)

江戸東京建物園 小出邸-2 堀口捨巳

江戸東京建物園 堀口捨巳 小出邸 1925年(大正14年)

小出邸を訪れていつも魅力的に思うのは、玄関廻りのデザイン密度の高さと、人を迎え入れる場所としての構えの美しさだと思う、
まだ訪れたことはないが、玄関に立ったときに受ける印象、時代感というものはおそらくは藤井厚二の聴竹居にも似たものではないだろうか。

玄関ドアは人を招き入れる気持ちを表現して、内開きとしている。


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by sadwat | 2012-08-08 10:35 | 建築散歩 | Comments(0)

江戸東京建物園 田園調布の家-2

江戸東京建物園 田園調布の家
1925年(大正14年)

は以前に紹介したデザイン密度の高い小住宅

西洋の建物にあこがれながらも日本の様式とうまく融合した空間構成、
日本の建物だということを感じさせるスケール感とディテールが魅力なのではないだろうか。
いつの間にか日本風になっている西洋の暮らし、というところか。



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by sadwat | 2012-08-08 01:21 | 建築散歩 | Comments(0)

江戸東京建物園 再・前川国男自邸 1942年(昭和17年)

江戸東京建物園
以前にもご紹介した前川国男・自邸

写真ではこの建物の素晴らしさはお解りいただけないと思っていても、また紹介したくなる建物の代表格。
江戸東京建物園にはそうした建物が兄弟の様に3つ並んでいる、堀口捨己の小出邸と田園調布の家である。
これから住まいを建てようとしている方は、住宅展示場に行く前にまずここに行って欲しいといつも思う。
全く手の届かない展示物としてではなく、これらの建物が醸しだす心地よさの秘密を少しでも体感して
新しいすまいに活かして欲しいと思うからだ。
それがここに展示されている建物の重要な使命だと思う。

今回はこの3つの建物に加えその向かいにある常盤台写真場も4番目に紹介する。

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by sadwat | 2012-07-30 23:19 | 建築散歩 | Comments(0)

昭和レトロの家

NHK美の壷・[昭和レトロの家]アンコール放送
3月4日(金)夜10:00〜
が再放送される
見逃しているので必ず見たいと思っている

昭和を代表する建物のスタイルというのは
洋風にあこがれながらも日本人の住まいの在り方とうまく調和し、
ひとつのスタイルといえるものになっていてどこか人間くさく、とても魅力的なのだ。
工業製品としてのハウスやホームではなく、
「心地よい不自由さ」といったものが曖昧で複雑な人間の
「すまい」としてうまくバランスをとっている。

なかでも1928年京都に建てられた藤井厚二の聴竹居は
いまでも、日本人のこころに響くすまいとして人気が高い、
その理由を探る資料としてこの番組は興味深い。

藤井は著書「日本の住宅」の中でこう述べている

我が国現代の物質文明はおおむね範を欧米の先進国にとり、盲目的にそれに従うことのみに努めて、
模倣の及ばないのをおそるるの感があります。
従って国民の生活においても彼の生活を学んで、その様式を一変せしめ、
欧米化する住宅を以て文化住宅と信じ、忠実に彼を模倣せんと試みるものもあります。
これは一見まことに当を得たることで賢明なる方法のごとくかんがえられますが、
深く省察すればしからざらざることは明白なる事であって、
彼我の歴史人情風俗習慣及び気候風土を対比すれば、全て非常に相違のあることが知られます。
故に、我々は我が国固有の環境に調和し、その生活に適応すべき新の日本文化住宅を創成せねばなりません。
これは目下の急務であって、重大なる意義の存するところです。
すなわち「日本の住宅」について討究考察せんとする所以であります。

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写真提供 井出実里氏

参考
江戸東京建物園 堀口捨巳・小出邸
江戸東京建物園 田園調布の家
江戸東京建物園 前川国男・自邸
パノラマで見る前川国男邸




by sadwat | 2011-03-01 13:21 | 建築散歩 | Comments(2)

江戸東京建物園 田園調布の家

江戸東京建物園 田園調布の家
1925年(大正14年)


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以前ご紹介した堀口捨巳・小出邸と同じ年に建てられた平屋建ての小品。

デザインの密度が高く、「田園調布の家」かくあるべしといいたくなる。
小さくても節度と余裕さえ感じさせる住宅の秀作。
このような感覚を普通に建築家が持っていた時代がうらやましい。
洋風にあこがれながらも、いかにも日本人好みにまとめられていて、フィット感のあるスケール。
今どきの耐力壁第一主義の住宅と違うのは、平屋建て、各室が雁行(ジグザグ)して配置され部屋の角を開放的な窓にしているところだ。
部屋の角に壁を持たないことによって、景色も平面的でなくなり、広がりと奥行きができ、採光の質もまったく違うものになっている。
性能をきちんとクリアしても、他をおろそかにせず、デザインもまた欠くことの出来ない機能のひとつなのだ、ということがしっかりと伝わってくる。

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by sadwat | 2008-03-21 20:13 | 建築散歩 | Comments(4)

江戸東京建物園 前川国男・自邸

建築家・前川国男
自邸1942年(昭和17年))

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コルビジェやレイモンドに師事しモダニズムの先頭を走った建築家・前川国男の木造住宅の傑作。

戦時中の統制下で建てられたとは思えない、豊かでおおらかな空間構成。
この建物の素晴らしさは、すでに語り尽くされているところだが、木割りのバランスの良さと、断面で空間構成をとらえる事の大切さを訪れる度に再認識させてくれる建物である。


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by sadwat | 2008-03-20 00:04 | 建築散歩 | Comments(10)

江戸東京建物園 堀口捨巳・小出邸

建築家・堀口捨巳
小出邸1925年(大正14年)

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東京小金井にある江戸東京建物園にある堀口捨巳設計・小出邸の玄関の写真。
タイルの精度の悪さ、色のむら、仕上がりの不陸の程度・・・今の住宅ではみなクレームにつながる項目ばかり。
しかしこれが人間の感覚のあいまいさと実によくなじんで調和し、訪れた人をほっとさせるのだ。

住宅にはもっと「あいまいさ」や「生活のわずかな歪」みたいなものを許容するゆとりが欲しいと思う。
ツルツルピカピカ手間いらず、精度がよく便利で手のかからないものを寄せ集めると素晴らしい住まいになるか・・・

「否」である。

人間には「心地よい不自由さを愉しむ」という自由があるのだ。




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by sadwat | 2008-03-16 16:49 | 建築散歩 | Comments(2)

伊豆湯ケ島温泉「落合楼 村上」昭和初期の秀作旅館に泊る

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11月快晴の日曜日、伊豆半島の中央部、湯ケ島へ家族旅行。どうせ泊るなら由緒正しき旅館ということでへ。
5つの棟からなる全ての建築物が国の指定登録文化財である。なかでも興味の中心は昭和12年ごろに建てられた「眠雲亭」、今回は一階の浮舟という部屋に泊まった。関東風の数寄屋造りの客室に、いかにも昭和初期といった風情の寝室が付属する。

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地元の棟梁によって建てられた質の高い仕事に職人の気迫が伝わってくる。
材料の選択、細かい仕口の納めや繊細な建具の造り出す雰囲気など、何一つおろそかなところがない。そのバランス感覚と質の高さは近頃の一見豪華で何もかも揃っているがどこか洗練とはほど遠い和風旅館では味わうことができない。そこには心地よい制約といったものが感じられ、便利さと引き換えに失ってきたものを発見する思いがするのである。
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眠雲亭の寝室特有の雰囲気を作り上げているのは風格ある図案と色使いのステンドグラスによる窓の装飾だ。さぞかし高名な作家によるものと思われるが、品のよい深みのある色使いと配色、リムの太さと構図のバランスが絶妙である。この窓を通した光に目覚めると、一瞬何が起きたかわからないような幻想的な感覚につつまれる。
時間の洗礼を受けた空間だけが持つ建築の奥深さを堪能した。
f0156448_18231075.jpg当主村上氏のご案内で館内を案内していただく。実に様々な意匠に驚かされる、差し込む光も美しいf0156448_11382359.jpg蜘蛛の錺仕事を施した欄間、グロテスクな感じはなく、むしろ守り神をイメージさせる
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f0156448_1354674.jpg和モダンという言葉はあまり好きではないが、和モダンそのものの建具デザイン、すばらしい
f0156448_1824271.jpgこれでもかといわんばかりの手の込んだ網代天井(大広間・紫檀の間)細い煤竹を編み込んだ網代天井ははじめての出会い、美しい
f0156448_18245115.jpg美しい刺繍のふとん
f0156448_18274862.jpg仲居さんの所作も美しい
f0156448_1855672.jpg吊り橋を渡って本館に帰る女将・・美しい。
心に残る旅館でした。

by sadwat | 2007-11-10 01:37 | 建築散歩 | Comments(0)