渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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秋谷の家・2

ふたりとも秋谷で育った若い家族のすまい

隣地の竹林を借景として、遠く秋谷らしい美しい谷戸の風景を取り込むのが与条件


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笑顔のさわやかな若い二人

この建物がいつまでもこの家族を幸せに支えてくれますように



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by sadwat | 2011-05-15 23:59 | 事務所のしごと | Comments(5)

和のリフォーム2 横浜

今回は和のリフォームといっても、矢切のリフォームとは違い、ほとんど和の要素は残っていない。
葉山の桜花園で購入した古い建具を再利用し平家部分の和小屋を丸出しにしたくらいのもので、
あとは大変個性的で暴走気味の施主と大工が七転八倒しながら苦労の末造り上げたもの。
いつもながら思うことは、リフォームは新築では表現できない、
新築を超えたなにかが得られなければつまらないものになってしまうと言うことだ。

L・DKを含めた3室プラス元玄関だったスペースをぶち抜きの大きなスペースにして、
パーティーと料理好きの夫婦の個性をかたちにした。
建物の出来栄えを大きく左右するものは、施主が自分のすまいのあり方を明確にイメージし、
強いメッセージを設計者におくり続けることだ。
決して建築家にまかせきりではいけない。
極論すれば、建築家の仕事はむしろそれに気付きを与えて後押しするだけだといってもよい。

リフォーム前のこの建物はほとんど耐力がなく、解体時には手でゆすってもぐらつくほどの脆弱な構造であった。
基礎と土台、耐力壁、金物の使い方の見直しを徹底的にやった後に構造的な問題は解決しても、
仕上げに色々な障害が出てくる。
大掛かりなリフォー厶は開けてみるまで予算も方法も見通しがきかないリスクをはらんでいる。
新築より安くつくなどと簡単に考えないほうがよい。



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IKEAのキッチンに自前のつまみを取付ける
真っ白な空間におさえのきいたアクセントがかわいらしい


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よじ登りを誘発する子供部屋のベッド、壁にフリークライミングの手がかりを付ける予定だそうです


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続・和のリフォーム2 横浜へ


和のリフォーム 横浜 TV収録へ


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by sadwat | 2011-05-02 21:30 | 事務所のしごと | Comments(12)

鎌倉の茶室-5

ー鎌倉の茶室ー

面皮柱という杉の磨き丸太の丸みを柱のかどに残した柱に
直線で構成された敷居や鴨居を取付けるのは容易なことではない。

これまでに何度か紹介している「ひかりつけ」という作業で
面皮柱の自然の形を正確に四角い部材に写しとって加工する。

加工した痕をよく見るとわかるが、仕上がって接して見えるところのほかは凹面状に削り取られていて、
面と面はほとんど接触することがない。
あくまで仕上がりの線だけが接していることがわかる。

息の詰まるような作業を重ね、まるで家具のような仕上がりで、
ゆっくりと建物ができ上がっていく。


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by sadwat | 2011-02-23 23:53 | 事務所のしごと | Comments(0)

鎌倉の茶室-4

ー鎌倉の茶室ー



東京近辺ではほとんど見られなくなった小舞壁
茶室の壁は薄い
普通の住宅より細かいピッチで小舞を丁寧に編み込む
芯になる間渡し竹という少し太めの割り竹で構造体と土壁は曖昧につながっている
このことで建物に多少の歪みがでても壁全体に傷みが広がらずにすむ
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小舞壁下地の様子
これだけで十分美しい
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荒壁を壁の片面ずつ塗る
この荒壁の段階で十分に亀裂を出し切ることで次の中塗り、仕上げ塗と段階的により細かな亀裂になっていく
ここでよく乾かしておかないと、仕上げが美しく仕上がらず、さらに小舞下地が残った水分で痛むのだ
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これは茶室ではなく母屋の玄関まわりの屋根の仕事
軒裏からだんだんに仕上げていく
ここが最近の住宅などと違うところ
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玄関入り口の柱を支える沓石との光付け(石の不整形な形に柱の足もとを馴染ませる作業)
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これも光付け
皮付きの杉柱の形を型紙にうつして敷居鴨居を加工する
これが真四角の柱であれば一日に2,30本加工できるが
この場合は一日2本ぐらい
とにかく手間がかかる、特に安井杢工務店の職人はこのことを当たり前に思っていて、全く意に介さない
丁寧な仕事に感謝と敬意を感じつつ、いつ終わるのかな〜っとこちらも丁寧に眺めているしかない
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by sadwat | 2011-01-31 23:21 | 事務所のしごと | Comments(2)

鎌倉の茶室-3

-鎌倉の茶室-


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茶室工事を担当するのは、「桂離宮・昭和の大修理」を手がけた京都の安井杢工務店

その丁寧な仕事ぶりには誰もが舌を巻くところだが、
そうした仕事に情熱を燃やす大工の若さに驚かされる。

伝統をしっかりと受け継ぎ、地道に知恵と経験を積み重ねていく若者の姿にほっと安堵するのは私だけではないだろう。
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by sadwat | 2011-01-15 19:07 | 事務所のしごと | Comments(0)

和のリフォーム 矢切

「和のリフォーム 矢切」


「和のリフォーム 矢切」TV収録



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和風住宅のリフォーム

もとの建物が持っていた和のボキャブラリーを活かして

イラストレーターとライターご夫妻のアトリエ兼すまいにリフォームした

短かった軒の出を約1尺5寸(45センチ)ほど出すことで

戸をあけて雨を楽しみ

涼しさを呼び込み

紙障子が拡散する柔らかな日差しを部屋の奥まで招き入れる

本来、日本建築が持っているここちよさを調えた。



古びた建物の味わいと新しい日本のすまいのかたちを調和させ

新築をこえる魅力を引き出すことができただろうか。





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「和のリフォーム2 横浜」
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by sadwat | 2010-12-29 12:49 | 事務所のしごと | Comments(4)

鎌倉の茶室-2

-鎌倉の茶室-

茶室の垂木「芽付竹」



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茶室の垂木を芽付竹にした。

竹の枝の根元を少し残し、そのリズムと意匠的な面白さを楽しむ。

こうして天井の形ができ、その下にたたずんでみると、

誰の発想か知らないが、先人の意図するところが静かに滲むように伝わってくる。

それが様式、作法、伝統というものの意義ではないか。



様式に黙ってしたがっていると、時が研ぎ澄ました洗練というものに出会うことができる。

時を積み重ねて受け継がれてきたものを足がかりに、

新しい生活のスタイルを少しずつすり合わせていくことが

現代のすまい方に求められているのではないかと思う。

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by sadwat | 2010-12-20 16:31 | 事務所のしごと | Comments(0)

鎌倉の茶室-1

-鎌倉の茶室-

・美しく見せる為にはなんでもやる・

茶室の持つ心地よさを演出する繊細な仕事の積み重ね

ときには設計者の想像を超え、常識を覆す大工の技に驚愕するが

大工は素知らぬ顔で淡々と仕事を続ける。

またやられたな、と思うのだが彼らに仕返しをするのはなかなか難しい。


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by sadwat | 2010-12-17 19:37 | 事務所のしごと | Comments(4)

アートする工場ー2

アートする工場ー2

関ヶ原の合戦場に隣接して広がる工場群の食堂棟

食堂から2階のギャラリー休憩スペースにつながるスロープギャラリー
を行き交うひとのすがたは、建物の外からも美しい




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by sadwat | 2010-10-29 17:22 | 事務所のしごと | Comments(0)

鎌倉の茶室 二十五年前の仕事に出あう

京都の錺金物製作をする横山金具工房 を二十五年ぶりにに訪れた。
お茶室に使う金物を探す為だ

そこで私が昔スケッチを起こして造っていただいた橘(たちばな)をデザインした釘隠に出会った。
ケースに入れて見本として大切にしていてくれたのだ、懐かしさと嬉しさに心が震えた。

丁寧に銅を打ち出して造った地金に燻べ(くすべ)色をつけて、深い黒に色付けをする。
日本の黒の表現は奥が深くその色数は無限だ、煤を着けては磨き、着けては磨き、
何度も重ねて深い黒を引き出すのだそうだ。
漆とは一味違う
これも日本の黒。


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                                    [横山金具工房の仕事]
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by sadwat | 2010-09-24 23:28 | 事務所のしごと | Comments(2)