渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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秋谷のこころ・海と暮す家・071117

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05/11/30 大正末期の酒屋さんの蔵・更地にして売り出されると聞いて、とりあえず入手保護・何とか救いたい。
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06/07/23 国道134号線に沿って湘南の美しい谷戸の深い緑が見えた頃。右端がMy蔵。

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06/08/03 徐々に変わっていく秋谷
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07/06/23 マンションはこの上にさらに5階分積み重なって完成、この写真は4階まで建ち上がったところ。マンションからの抜群の眺めは請け合う。

あまりにもでかいこのマンションに圧倒されて、My蔵はずいぶんしょぼくれた感じ。
この蔵が秋谷の風景にふさわしく、いきいきとしていた時代があったのだ。
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この蔵は酒屋さんの倉庫として造ったもので、入り口は漆喰の分厚い引き戸、升のマークが見える、とてもおしゃれなデザイン〔ただの酒ビンの倉庫にここまでやるか、昔の人は気合いが違う)・戸車が錆びて今はもう動かない。

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2階内部の様子、外観は石造りに見えて基本構造は木造。
長い間使われていなかったので梁の松には虫が入ってぼろぼろ。外壁の石も風化が激しい・・・幸い虫の被害は表面だけにとどまって構造的な強度が確保できる太さは残っている・・まだ命はつながっている・・外壁に積み重ねた佐島石は風化と亀裂がひどい、内部に水の浸入がある。屋根の雨漏りは無い。
とりあえず表面硬化剤と撥水剤を使って外壁を保護、これを使うと左官仕事が効かなくなる可能性がある、慎重に検討するつもり。
息も絶え絶えの蔵だが、なんとか再生させたい。
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by sadwat | 2007-11-17 21:37 | 秋谷のこころ・海と暮す家 | Comments(4)

大人の湘南・秋谷の夕日


ページ最後に他の写真も紹介しています、クリックしてください

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一口に湘南といってもにもいろいろなイメージがある、国道134号線に沿って茅ケ崎あたりから江ノ島・鎌倉・逗子・葉山とそれぞれ個性的な名所が続くが、もう一歩足をのばすと葉山の隣に秋谷という漁港を抱えた静かな集落がある。他のにぎやかな湘南と違って134号線と海岸のあいだにひっそりとした感じで人家が密集し、道路から直接海に面することが無いので、派手な商売をしにくいことが落ち着いた雰囲気の理由だろう。しかし最近ではそこに目をつけたマンション開発が軒並み実施され、その景観は壊滅的打撃を受けている。

それでも秋谷が素晴らしいのは、秋谷海岸からの夕日が湘南随一の美しさを誇るからなのだ。江ノ島・富士山を背景に秋谷海岸のはずれにある名勝立石公園の松のシルエットは見るたびに変幻自在の美しさを見せてくれて飽きることがない。
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夕暮れのショータイム、夕日に赤く染まっていた富士山は時々刻々変化して,ついに夕焼けを背にした黒いシルエットになる、この一瞬は胸が締めつけられるほどの美しさだ。

小さな漁船が静かに帰ってきた。



秋谷は泉鏡花の幻想的な小説『草迷宮』の舞台となった場所でもあり、この小説にでてくる「三浦の大崩れ」とはこのあたりのことのようである。この作品でも秋谷から見る江ノ島と富士山を美しく表現しているので紹介しておく。

「修業中の小次郎法師が、諸国一見の途次(みちすがら)、相州三崎まわりをして、秋谷(あきや)の海岸を通った時の事である。
 件(くだん)の大崩壊(おおくずれ)の海に突出でた、獅子王の腹を、太平洋の方から一町ばかり前途(ゆくて)に見渡す、街道端(ばた)の——直ぐ崖の下へ白浪が打寄せる——江の島と富士とを、簾(すだれ)に透かして描いたような、ちょっとした葭簀張(よしずばり)の茶店に休むと、媼(うば)が口の長い鉄葉(ブリキ)の湯沸(ゆわかし)から、渋茶を注(つ)いで、人皇(にんのう)何代の御時(おんとき)かの箱根細工の木地盆に、装溢(もりこぼ)れるばかりなのを差出した。・・・・」


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立石公園の岩鼻の梵天の松は絵のように美しい、夕日が沈む時間になるとどこからともなく地元の人たちが集まってくる。

湘南にもっとも似合う樹は椰子ではない、松だと思う・・・秋谷海岸から


その他の秋谷の夕日


その他の秋谷の夕日


その他の秋谷の夕日




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by sadwat | 2007-11-15 01:09 | 大人の湘南・秋谷スケッチ | Comments(0)

日本民家園・2畳の民家

民家をイメージした別荘の依頼があった、久々に川崎市立日本民家園に行く。
何度訪れても、素朴ながら圧倒的な力強さに魅せられる。

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全国から集められた豪快な建物群にひっそりと「菅の船頭小屋」という建物が移築されている。


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解説によれば
「多摩川の渡し場にあって、船頭が客待ち・休憩・川の見張りなどに使用した小屋。小屋が移動できるよう、四隅の柱には丸太を通し担ぐための鉄の輪が取り付けられている。昭和4年」
わずか2畳の空間である。窓の位置、大きさとも完璧。ささやかな囲炉裏にお茶のセット、他にはなにもいらない。欲張らず、まさに身の丈に合ってフィット感抜群。



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みんな自分の住まいにもこういう場所を欲しがっているんだろうな・・・・・次回の設計ではこの感じにチャレンジしてみよう。


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by sadwat | 2007-11-12 16:32 | 建築散歩 | Comments(3)

ブログスタート

ホームページでは伝えきれないことや建築の周辺の事柄を思いつくままに気楽にお伝えできればと思います。


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谷山邸
渡辺篤史の「建物探訪」

2007年7月29日(日)放送
神奈川県鎌倉市・谷山邸
眺めのいい家シリーズ<海>
- 古き良き昭和の薫り 波の音聴く本格和風住宅 −
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by sadwat | 2007-11-07 00:06 | Comments(0)

渡辺貞明建築設計事務所

〒211-0025 川崎市中原区木月1丁目4-15

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sadwat@mac.com
TEL、FAX : 044-434-4777 
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・ 1952年東京都中央区生まれ
・ '72東京都立航空高専航空原動機工学科卒業後
  海外青年協力隊、任地フィリピン共和国マニラ市ラサール大学工学部講師などを経て
・ '82東京都立大学工学部建築学科編入学、同'84卒業
早川正夫建築設計事務所勤務
・ '97年渡辺貞明建築設計事務所設立 
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by sadwat | 2007-10-26 19:51 | □Home page・Profile | Comments(0)