渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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<   2007年 12月 ( 2 )   > この月の画像一覧

オヤジの料理教室  元住吉「にぼし」

私の地元,東急東横線・元住吉に[にぼし」という日々の和食をテーマにした小さなお店がある。
時々、常連の求めに応じて料理教室を開いてくれる。
オヤジの料理教室と銘打ちながら、客の半分はオヤジ化したおねえさん方だ。
とてもものぐさだけどおいしいものが食べたい人たちに料理を教えるのだから、信じられないほど簡単で実に美味い「酒の肴」の作り方を教えてくれる。(フードコーディネーターの高橋みどりさんの本「酒の肴」は[にぼし]船田さんの料理を紹介したもの)

料理教室といいながら、誰も厨房に入って作ろうとしない。
だだ師匠の船田さんの手さばきをじっと見ているだけで、すっかり調理法をマスターした気にさせるほど簡単なのだ。

今日のメニューは

 ジャコ入り切り干し大根はりはり漬け
 豚バラと結び昆布の煮しめ
 野菜のけんちん汁
 和風ローストビーフ
 シフォンケーキ

f0156448_2362290.jpg

和風ローストビーフは電子レンジを使って15分もあればできる。〔写真〕

本当においしくて、電子レンジは邪道だ、などと誰も言わない。
私が作って客に出すときは、
”きのうから下ごしらえが大変で、おいしいものは手間ひまかけないと”
とか言いながら出してもまったく差し支えない出来栄えだ。

ところで、先ほどから写真を見ていても、マスターしたはずのレシピがまったく思い出せない、この辺がオヤジのオヤジたる由縁だ。




「にぼし」つながり
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by sadwat | 2007-12-11 01:30 | Comments(2)

和風クリスマス

ミッドタウン東京のサントリー美術館に鳥獣戯画 を見に行こうと思ったが、あまりにも長い行列に恐れをなして簡単にあきらめた。

写真は吹き抜けに垂れ下がっていたクリスマスツリーの垂れ幕だが、よく見るとツリーを構成しているのは番傘・抹茶茶碗・手毬・扇・鼓・独楽など「和」の代名詞の様なもので構成されている、背景の色もまさしく漆黒を狙っている。
f0156448_1221459.jpg

クリスチャンでもないのにクリスマスに浮かれる気にならないアマノジャクな私にとって、どうせ宗教と無関係ならば、日本のクリスマスの広告はこれで良いのだと妙に納得した。
これなら敬虔な信者に対して後ろめたさも無い。正月にちょっと助走をつけてみたくらいのものだ。

考えてみると、ずいぶん古くから日本はいろいろなものを輸入し、そしていつも日本人ならこうする、という「和」に帰結する回答を提示してきたように思う。

私は建築家だから無理やり話を建築、特に住宅に引っ張っていくが、ごく一般論として、日本の住宅にこのようなプロセスが見られるのは昭和初期から、戦前くらいまでではないだろうか。
今では住宅は歴史、様式の延長線上にあるのではなく、極言すれば、自動車や家電製品などのように工業製品として存在している。
あこがれのプロバンス風やアメリカ西海岸風にしてもパーツを輸入して、だらしなく寄せ集めただけで、どこか日本のクリスマスと同根の様な気がしてならない。

日本人が「和」と関わりのない空間に住んでいても便利で快適ならば違和感がないのは、楽しくて、にぎやかで、ゆたかなだけの日本のクリスマスを喜んでいる様なもので、なにかバックグラウンドが欠落した虚しさのようなものがあるのではないだろうか。

いろいろな意味で世界との距離が縮まれば縮まるほど、日本の文化が薄められてゆくのではなく、むしろ鮮明にしていきたいものだ。
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by sadwat | 2007-12-04 01:06 | Comments(2)