渡辺貞明建築設計事務所   mail : sadwat@mac.com 044-434-4777


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秋谷のこころ・海と暮す家・080809

今日は建具屋さんの仕事をご紹介

f0156448_18193142.jpg


涼を呼ぶ簾戸を建込んでいます。
この一枚で厳しい西日もぴたりと和らぐ、景色も変わる
日本の優れものです

話し好きな職人さん、今は仕事に集中している様子。
自分の領分を淡々とこなす職人の動きは無駄が無くて美しい。



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簾戸を通すと、景色は突然日本的な涼しさに変わります。
材料は本格的葭を使うと高くてとても使えないので、
ロールブラインドに使う竹ひごの簾を組み込めばなんとか手の届く値段に。



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これはまだ紙の貼っていない障子
障子の桟は縦に密に組む縦重(たてしげ)にしました
簾戸を使わない時には、この紙障子を引き出します

建具は全て戸袋に引込まれます。
季節の良い時にはフルオープン


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1階の蔵に面した木製建具、法規上の制約から木製建具単体では使えない。
わざわざ防火シャッターを外側に設けてまで木製建具にこだわる。
アルミサッシでは、まったく違った雰囲気になってしまうからだ。

伝統・文化やその優れたデザインを置き去りにする法規によって、
日本の建築を構成する要素はどんどん味気ないものに置き換えられていく。


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by sadwat | 2008-08-09 18:43 | 秋谷のこころ・海と暮す家 | Comments(4)
Commented by c-saoriori at 2008-08-10 22:21
sadwatさん。こんばんは^^。
家を建てるのは、色々な職人さんが携る 凄いですよね。
数年前に新築したので・・・楽しみや苦悩特に予算(笑)苦戦して出来上がりました。
設計士泣かせの我が家ですが・・・お陰様で心地良く過しています。
簾戸とっても涼しげでいい感じですね。
木の匂いが・・・懐かしいですね
Commented by sadwat at 2008-08-11 19:05 x
saoriさん
いつもありがとう
簾戸の効果は抜群です、部屋の雰囲気が一変しますので是非お試しください。
無駄の無い職人の動きは美しい。
Commented by makisamaID at 2008-08-14 11:50
「和」を心地よいと感じられるのはやっぱり日本人だからでしょうか(^^)
涼しさも暑さも懐かしく思えてしまう。
Commented by sadwat at 2008-08-14 12:38
maki様
私は「和風」という言葉があまり好きではありません。
この言葉は外国の方が使うのならまだしも、日本人が使う場合は、自ら「和」のようなものと言っているのと同じで、どこか偽物臭い、自信のない響きがあるからです。
和菓子のことを和風菓子とはいわないように、やはり建築も、和「風」ではなく、「和」と「現代」がバランスよく造り出していくものであり、時間と言うふるいにかけられた伝統の延長線上に身を置きたいものです。
話しが固くなりましたでしょうか。

blogはもっと気軽に、サラッといかなくてはね。
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