渡辺貞明建築設計事務所 mail : sadwat@mac.com 044-434-4777
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江戸東京建物園 田園調布の家
江戸東京建物園 田園調布の家
1925年(大正14年)
以前ご紹介した堀口捨巳・小出邸と同じ年に建てられた平屋建ての小品。
デザインの密度が高く、「田園調布の家」かくあるべしといいたくなる。
小さくても節度と余裕さえ感じさせる住宅の秀作。
このような感覚を普通に建築家が持っていた時代がうらやましい。
洋風にあこがれながらも、いかにも日本人好みにまとめられていて、フィット感のあるスケール。
今どきの耐力壁第一主義の住宅と違うのは、平屋建て、各室が雁行(ジグザグ)して配置され部屋の角を開放的な窓にしているところだ。
部屋の角に壁を持たないことによって、景色も平面的でなくなり、広がりと奥行きができ、採光の質もまったく違うものになっている。
性能をきちんとクリアしても、他をおろそかにせず、デザインもまた欠くことの出来ない機能のひとつなのだ、ということがしっかりと伝わってくる。
+4 more
写真奥から前出の小出邸・前川国男自邸・田園調布の家
江戸東京建物園
by sadwat
| 2008-03-21 20:13
| 建築散歩